医薬品クリンダマイシンゲルが通販出来る理由

クリンダマイシンゲルは、インディパーマ社が製造する外用抗生物質製剤です。1g中にクリンダマイシンリン酸エステル10mgを含んでいて、無色透明の粘性のある半固形状の物質です。有効成分のクリンダマイシンリン酸エステルは、体内に吸収されると速やかに加水分解されて活性化され、リンコマイシン系の抗生物質であるクリンダマイシンとなります。クリンダマイシンは、細菌のタンパク質合成を阻害して、抗菌効果を示します。
クリンダマイシンゲルは外用薬であり、1日2回患部に塗布するとニキビなどの赤みや腫れを抑え、さらにニキビを悪化させる雑菌等の増殖も抑制します。適応する菌種はニキビの原因菌であるアクネ菌やクリンダマイシン感受性をもつブドウ球菌属です。
2014年6月より、第1類医薬品の一部と第2類医薬品・第3類医薬品のネット通販が解禁となりました。一般の人が薬剤師からの適切な情報に基づいて、自分の判断と責任で購入できる医薬品は一般的医薬品と区分され、これらがネット販売の対象となります。一般的医薬品は、軽度な疾患の症状の改善、生活習慣病などの症状の発生の予防、健康状態の自己検査、健康の維持・増進など、一般の人が自分で簡単な治療を行う、セルフメディケーションという考えに基づいて区分されています。
クリンダマイシンゲルには有効成分が1%しか含まれておらず、薬剤が効果を示す症状はニキビなど軽度なものです。想定される副作用も塗布した部分のかゆみや発赤、かぶれ、じんましんなどが主であり、一般の人が適切な情報を得た上で自身の選択で通販により購入しても、危険ではないと考えられます。これらのことから、クリンダマイシンゲルは一般的医薬品の条件を満たしており、ネット通販が可能と判断されます。